愛のある「ビビット」な朝を ── 真矢ミキ 新たな挑戦
TBS系で3月30日にスタートした、朝の情報番組『白熱ライブ ビビット』(月~金、午前8時)。大久保佳代子やDAIGO、泉谷しげる、さらには千原ジュニアやヒロミと、バラエティに富んだ曜日パーソナリティーの顔ぶれとともに、注目されているのは、TOKIOの国分太一(40)とコンビを組む、メインMCの女優・真矢ミキ(51)だ。
何で私がここにるんだろうって思いますけど
元宝塚歌劇団のトップスターで、退団後は、数々のドラマや映画で活躍と、順調に女優としての歩みを続けてきた彼女が、なぜTBSの“朝の顔”としての重責をも担うことになる、生の情報番組の司会に挑戦することになったのか。放送開始から一週間、その手応えと今後の展望とともに、率直な思いを語ってもらった。 「いまだに、何で私がここにるんだろうって思いますけどね。ただ、所属事務所を移籍したタイミングでもあって、『守りの姿勢って違うな』って思ったんです。これはタダの勘です(笑)」そう語る真矢だが、これまで彼女の女優人生を大きく切り開いてきたのは、この『直感』も一役買っているようだ。 「03年の映画『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』に出演したときも、実は、ヒールな役のイメージがついてしまうからと、周囲には反対されました。でも私は直感的に、それでもいいからこの役を受けるべきだと思って飛び込んだんです」 クールで仕事のできる、強い女性、というイメージは、確実に定着したものの、いまでは連ドラには欠かせない俳優の一人でもある。「女性が選ぶカッコいい女性有名人」「女性上司の理想像」といったランキングで常に上位に選ばれ続けている。
番組の成功のためなら、なんにでも挑戦したい
そんな真矢の“勘”の裏には、今回の『ビビット』の司会業を経験することが、女優として、さらには一人の女性、人として大きく成長したいと願う想いもある。 「こうやって、時事ネタや芸能ニュースまで、色んな知恵や情報を頭に入れて、それぞれについてどう思うのか、自分と向き合い、意見を作るという毎日です。とても貴重な経験をさせていただいていると思います。この先、役者の仕事を続けさせて頂く上でも、この番組で得たことはとても大きく役立つのではないかなと思っています」 もちろん、番組の成功のためなら、なんにでも挑戦したいという熱い思いある。 「国分さんをはじめとする、キャスト、スタッフの皆さんの愛情とフォローを感じるばかりで、まだ番組のお役に立てていないなっていう思いが強いんですが、少し余裕が出てきたら、是非、ロケにも出たいですね。そこで街の人の生の声も聞いてみたいですね」