冬の食養生で一番のおすすめは「鍋」。不調に合わせた具材の選び方【おいしい漢方】
【さばとしめじのねぎダクスープ】
1.鍋に湯を沸かし、しめじを軽く煮たらさば缶を汁ごと投入。 2.鶏がらスープで味を調え、醤油を適宜。刻んだ小ねぎをたっぷりと千切りしょうがを乗せて完成。
お風呂の健康効果
11月26日は「いい風呂の日」。毎日湯船につかってますか? お風呂にはたくさんの健康効果があります。 ・血行がよくなる ・こりや疲れの改善 ・自律神経が整う ・免疫力アップ ・心肺機能が高まる ・リラックス効果 ・代謝アップ ただし疲れているときや、肌が乾燥しているときは長風呂は厳禁。汗と一緒に元気と潤いが失われてしまうからです。体が温まってジワッと汗ばむ程度に入るのがおすすめ。あとはゆっくりぐっすり眠るだけ。 陰の気が最も強まる冬は、活力が下がり、春に備えてエネルギーを蓄える季節です。一年で最も寒く、肩こりや生理痛など血行障害による不調が起きやすくなります。また、秋よりさらに乾燥が進むので注意。冷えと乾燥から体を守り、無理をせずに過ごしましょう。
久保奈穂実(くぼ・なおみ)/なおみん
国際中医薬膳管理師。漢方アドバイザー。成城漢方たまりで年間約2000人の漢方相談・薬膳講師を行う。女子美術大学造形科卒業。芸能・音楽活動を行い、ハードな生活で身体のバランスを崩す。漢方薬に助けられた経験から興味を持ち、イスクラ中医薬研修塾にて中医学を学ぶ。SNSにて発信するやさしい養生知識や、カンタン薬膳レシピが大人気。総フォロワー約9万人(2023年4月現在)。 イラスト/ニシイズミユカ