HPV感染症ワクチンの無料接種期間を市独自で延長、対象者の3回接種を目指す「HPV関連疾患への感染リスクを低減してほしい」 愛知・豊川市
豊川市担当者によると、キャッチアップ接種の制度自体が予防接種法に基づいて進められているため、一般的には国が示す期限までとすることが行政運営上の通例。無料接種期間を延長するためには、来年度の予算編成作業中というなかで、議会や医師会などとの調整も必要となるため、豊川市では年度当初から周到に調整してきたといいます。そのため、豊川市担当者によると、現時点で無料接種期間の延長を実施している自治体は全国的に見ても“稀”なのだそう。 豊川市では、2025年4月以降の接種は任意接種となり、「白色」の予診票を使用。これまで使用していたピンク色の予診票を持っている人は、保健センターで差し替えが必要となるといいます。