米貨物機会社を安全委が調査 エンジン不具合の緊急着陸
米ポーラーエアカーゴ社の貨物機がエンジンの不具合で成田空港へ引き返し緊急着陸したトラブルで、運輸安全委員会は5日、空港内にある同社事務所などを立ち入り調査した。安全委はエンジンの破損を確認しており、調査報告書をまとめて再発防止策を提言する方針。 調査官4人が午後1時過ぎ、同社が事務所を置くビルに入った。報道陣の取材に応じた堀田義人・主管航空事故調査官は「乗員への聴取や機体の確認などを進めたい」と話した。 重大インシデントに認定した国土交通省によると、ロサンゼルス行きボーイング777貨物機が、成田を4日午前10時15分ごろに離陸してから数分後、緊急事態を宣言。約1時間後に戻った。