初戦の応援に駆けつけたセンバツ応援イメージキャラクターの伊丹彩華さん＝阪神甲子園球場で2022年3月19日、藤井達也撮影（撮影時のみマスクを外しました）

　センバツの応援イメージキャラクターで東京都出身の高校生、伊丹彩華さん（16）が、開幕の19日に阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）を訪れた。開会式で倉敷工（岡山）の福島貫太主将の選手宣誓を聞き、「頑張ってきた選手にしか言えない感謝の言葉を堂々と宣誓していた」と話した。 【今大会のホームラン】 　伊丹さんは2017年の「第15回全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞した。小学校低学年の時に広島に住む親戚と初めて野球観戦したのがマツダスタジアムでのカープ戦で、球場で見るのは今回が2度目。安打や好守備の一つ一つに拍手を送り、アルプス席でのブラスバンドの生演奏にも「観客の思いが一つになっている。来たかいがあった」と感動していた。 　普段からテレビで野球を観戦していて、好きなプレーは走塁。「ギリギリでアウト、セーフになり、手に汗を握る」という。今大会の出場選手では同学年で花巻東（岩手）の佐々木麟太郎選手と、大阪桐蔭の前田悠伍投手に関心がある。2人の力強いプレーを紹介する新聞記事を読み、「多くの人に注目されているのは、すごい。同い年だけど尊敬している」と話した。 　一方、カープの試合観戦では真っ赤に染まった球場でファンが醸し出す迫力に魅了されたといい、「またプロの試合を見る機会があれば赤い帽子をかぶって応援したい」と語った。【山口一朗】 　◇全31試合をライブ中継 　公式サイト「センバツLIVE！」（https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022）では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」（https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/）でも展開します。