平手友梨奈が新曲『ALL I WANT』FNS披露、長濱ねるはドラマ連続出演! 元欅坂46の躍動続く
長濱ねるが持つ魅惑的な二面性
一方、長濱は2019年に欅坂46を卒業後、バラエティ番組MC、執筆業、ニュース番組曜日パートナーなどマルチに活動。並行して2022年後期朝ドラ『舞いあがれ! 』(NHK総合)に出演するなど俳優業にも力を入れてきた。直近の10月期には『若草物語 -恋する姉妹と恋せぬ私-』(日本テレビ系)に出演している。 これまで比較的、アイドル時代のパブリックイメージに沿った優等生で可愛らしい役柄が多かったが、『若草物語』では謎多き三女・町田衿を演じた(以下、ネタバレを含む)。四姉妹の中で、異性との交際・結婚を否定してきた脚本家志望の次女・町田涼(堀田真由)と、役者志望の衿は、“結婚しない同盟”を結ぶなど深い絆で結ばれていた。しかし、衿は2年前に突如行方不明となり、涼がようやく探し当てた衿は、思いもよらない姿となっていた。 失踪前、新人役者だった衿だが、実は演技の仕事を掴めず、営業という名目でホステスのような仕事をしたり、ラウンジ務めもしていたという。衿はドラマ制作に携わる涼に劣等感を抱き、ラウンジのバイトをサボってふらりと訪れた町で、シングルファーザーの男性と恋に落ち、彼の連れ子と実子の2児の母となり、主婦としてひっそり暮らしていた。それが彼女の今の居場所だった。 長濱はこれまでにも欅坂46総出演ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』(テレビ東京系)、『残酷な観客達』(日テレ系)で、集団から一線を引き、周囲を惑わすミステリアスな役どころで、自身のパブリックイメージとの二面性を見せてきた。衿が涼に見つけ出された時の「見つかっちゃった」といういたずらっぽい笑顔や、「私はさ、涼が思っているような天使みたいな妹じゃないから」と突き放すような冷淡さは、役者を目指していた彼女とはまるで別人の顔だ。『若草物語』はこれまでの出演作の中でも、長濱が持つ魅惑的な二面性を最も美しく引き出しているように思う。 同作最終回を前に、2025年1月期『アンサンブル』(日テレ系)への出演も発表され、2024年1月期『院内警察』(フジ系)以来、5クール連続のドラマ出演を果たす。『アンサンブル』は、川口春奈主演、SixTONESの松村北斗出演で期待を集めるリーガルラブストーリーだ。長濱の念願だった同郷の先輩・川口との共演も実現。多彩な活動に加え、役者・長濱ねるのさらなる飛躍に注目したい。 【あわせて読む】平手友梨奈、待望の新曲『bleeding love』配信スタート、MVもYouTubeで公開決定!
ENTAME next編集部