陸自とフランス陸軍が共同訓練 市街地戦でのノウハウ共有図る
陸上自衛隊とフランス陸軍は17日、宮城県王城寺原演習場で、市街地での戦闘を想定した共同訓練を報道公開した。仏陸軍はイラクなどで対ゲリラ戦に従事した経験があり、市街地戦に関するノウハウを共有する目的。昨年、南太平洋の仏特別自治体ニューカレドニアで実施したのに続いて2回目。 陸自第39普通科連隊(青森県弘前市)など約100人と、仏南部ニームを拠点とする第6軽機甲旅団約50人が参加。市街地のホテルで自衛官1人が人質に取られたことを想定し、ライフル銃を装備した仏陸軍が空砲を放ちながらホテルに突入し、人質を奪還するまでの流れを確認した。