達増拓也岩手県知事は、岩手山の噴火警戒レベルが引き上げられ入山禁止となったことを受け、風評被害が広がらないよう周辺の自治体と連携した情報発信を行う考えを示しました。 【写真を見る】達増拓也岩手県知事、岩手山噴火警戒レベルが引き上げで周辺の自治体と連携した情報発信の考えを示す （達増拓也 岩手県知事） 「関係する市町や観光協会と連携しながら情報発信していきたい」 達増知事は10日の会見で、このように述べました。岩手山は9月、人工衛星の観測によって大地獄谷周辺で山の膨張を示す変化が確認されました。 このため気象庁は2日、噴火警戒レベルを1から火口周辺を規制するレベル2に引き上げました。 これにより岩手山が入山規制となり、周辺の観光業への影響が懸念されています。 その上で達増知事は周辺の観光地や自治体に対して、安全を確保した上で通常の社会経済活動を行うよう呼びかけています。