デンズホテル米沢、運営会社変更へ 来月末営業終了、再開向け準備
米沢市中央1丁目のシティーホテル・デンズホテル米沢が来年1月末で営業を終了し、ソラーレホテルズアンドリゾーツ(東京)が運営するロイヤルパインズホテル米沢として再オープンすることが16日、両運営会社への取材で分かった。早ければ3月にも再オープンしたい考えで、準備を進めている。 デンズホテル米沢の前身は旧東京第一ホテル米沢。米沢市の企業が県外の個人に土地建物を売却後、ホテル運営のデンオリエンタルリレーションズ(新潟市)が所有者と賃貸契約を結んだ。2022年4月から、米沢エクセルホテル東急として営業し、今年6月から現名称で運営してきた。ホテル所有者が土地建物を都内の企業に売却したことに伴い、運営会社も変わることになったという。 ソラーレホテルズアンドリゾーツは、ザ・スクエアホテル、チサンなどのブランドで国内45カ所でホテルを運営する。シティーホテルのロイヤルパインズホテルブランドとしては米沢が3カ所目。客室数62室と、宴会場、レストランは維持する。同社は「米沢は歴史ある魅力的な観光地であるとともに東北有数の工業都市。宿泊需要が期待できる」とする。
2月以降の予約について、デンオリエンタルリレーションズは「極力、予約客への影響がないように対応を検討していく」としている。