佐々木朗希 米誌指摘「パドレスはドジャースより有利」理由はスポンサー契約と日本メディア
ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手(23)の移籍先はドジャースが本命視されている。しかし、米スポーツ誌スポーツ・イラストレイテッド(電子版)は15日(日本時間16日)に米スポーツサイトのアスレチックの記者で、元レッズGMのジム・ボーデン氏の見解を元に「パドレスはドジャースより契約する可能性が高い」と報じた。 ボーデン氏によればMLB関係者、編成決定権を持つ球団幹らと話したところ、佐々木がドジャースに移籍する可能性は低いという。「私が聞いているところによると、ドジャースよりもパドレス、レイズ、メッツ、ブレーブスが佐々木と契約する可能性が高いと思う。他にも候補に挙がるチームがいくつかあるだろう」 ドジャースは佐々木にとって〝最適なチーム〟ではないとする理由の一つはスポンサー面。大谷翔平(30)と山本由伸(26)の両投手の影に隠れ、スポンサー契約の機会が制限される可能性がある。 「山本もある程度はこれを経験している。MLB関係者によると、大谷と同じチームに所属しているおかげで、メッツの千賀滉大が山本よりも多くのスポンサー契約を獲得している。佐々木が決断を下す際にこの要素を考慮するのは当然だ」 もう一つの要因に報道陣の多さを挙げる。ドジャースに入団すれば、日本メディア25~35人が常に取材しており、かなりの注目を浴びることになる。どこと契約しても注目は集まるだろうが、まだ成長途中の若い投手にとっては、望ましくない環境、とした。 また、ボーデン氏によると、佐々木がどこと契約するにせよ2025年には投球回120~130イニングを目標に慎重に管理する必要があるという。 同電子版は「佐々木が最終的にどのチームを選ぶかは興味深いところだ。しかし、ドジャースになる可能性は低いようで、これはパドレスにとっては朗報だ」とまとめた。かなり願望込みだが、佐々木のポテンシャルを考えれば期待したくなるのは当然だ。
東スポWEB