「Bプレミア」三遠のライセンス取り消しも…新アリーナ計画が早期に破談の場合「2026年参入も難しい」と島田チェアマン【バスケット】
プロバスケットボール男子・Bリーグの島田慎二チェアマンが12日、理事会後に取材に応じ、B1中地区首位の三遠ネオフェニックスと新アリーナについて言及した。2026年に発足する新リーグ「Bプレミア」へのライセンス交付が10月に発表されたが、「新アリーナの契約が仮に破談になるようなことが起こった場合、ライセンスは取り消しになる。われわれもルール上そういう整備をしている」と答えた。その上で「状況を見守るしかない」と考えを示した。 10日投開票された愛知県豊橋市長選で、新人で元市議の長坂尚登さんが初当選。市が豊橋公園内に2027年度完成を目指す新アリーナ計画に反対し、すでに締結済みの整備運営契約の「解除」を主張している。 「Bプレミア」参入には5000席以上を備えるアリーナが必要。島田チェアマンは「早期に(新アリーナの計画が)完全になくなることが決まった場合には、2026年から参入することも難しいということになる。かなり先々に決まった場合には、カーディングも決まった状況になればほかのチームにも影響が出るので、そのシーズンはプレミアで戦い、翌シーズンからBワンに参戦することになる」と見解を示した。
中日スポーツ