【詳報】夫婦関係、浮気で妻とけんかは…事件後、不倫相手の女性とは 事件前夜の行動は 元長野県議の妻殺害事件の裁判 被告人質問(1)
■事件後の子供たちの様子は…
弁護側からは、事件後の子供たちについての質問もー 弁護人: 「希美さんが亡くなって、2人の子供の様子は?」 被告: 「2人とも母を亡くしたわりには、元気でしっかり暮らせていたのでよかった」 弁護人: 「子供と接するとき、気を付けたことは?」 被告: 「なるべく一緒にいようと。断れる飲み会は断って帰ったり、出かける回数を減らすように心がけた」
■逮捕後、子供たちには…
弁護人: 「弁護士を通して、メッセージを送ったことは?」 被告: 「あります」 弁護人: 「どんな内容?」 被告: 「長男には『こんな状況だけど、父ちゃんは犯人じゃないから。自分のことを考えて進路を決めろ』、次男には『強い子だから頑張れ』と」
■事件後、不倫相手との関係について
裁判の後半には、検察側から、事件後の不倫相手との関係について質問がありました。 検察: 「どういう気持ちでLINEを送っていた?」 被告: 「はっきりとわかりませんが、アピールしている状態だったと思う」 検察: 「希美さんが亡くなったことは気にならなかった?」 被告: 「悼む気持ちはありましたが、四六時中考えていたわけではなかった」 検察: 「事件後、不倫相手とはどうなりたかった?」 被告: 「恋愛関係に戻れればよかった」 検察: 「事件後も不倫相手に対する恋愛感情や肉体関係を結びたい気持ちは?」 被告: 「ありましたよ」 検察: 「今は?」 被告: 「ないと思います」
被告は淡々と質問に答えていましたが、妻の遺体と対面した時の話などでは、言葉に詰まる場面もありました。
長野放送
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