【オリックス】新たに投手キャプテン就任の阿部翔太「結果以外の部分でもみせていかないと」
オリックス阿部翔太投手(32)が28日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、1200万円ダウンの4800万円でサインした。 2年続けて40試合以上に登板して迎えたプロ4年目の今季は17試合の登板にとどまり、0勝1敗、4ホールド、防御率1・84だった。右肩のコンディション不良や下半身の故障の影響もあったが「体が万全な状態というのが1年間を通してなかったので。でもその中でいろんな収穫はあった。来年に向けてはしっかり勝負できると思っています」と前を向いた。 来季は投手キャプテンへの就任が決定。野手のキャプテンに就任する予定の頓宮裕真捕手(28)、宗佑磨内野手(28)から「ピッチャーの方まで見られないと思うので、任せてもいいですか?」と就任の要請があったという。酒田南(山形)、成美大では主将経験があるが「もちろん結果を残せるのが大前提なんですけど、それ以外でも取り組みだったり、結果以外の部分でも僕が見せていかないといけない」と抱負を語った。 個人の目標としては未到の「50試合登板」を目標に掲げ「1年間通して1軍で活躍したい。何よりも優勝したい」。プロ入り後初めてリーグ優勝を逃し「やっぱり勝つことが全てじゃないですけど、全てなのかなと。勝ちにこだわって、とにかく勝ちに貢献できるようにやっていきたいです」と意気込んだ。(金額は推定)