伝説のカルトゲーム『デスクリムゾン』なんと約28年越しの“公式”動画が公開。「上から来るぞ!気をつけろ!」「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ」など数々の名言も聞ける
エコールソフトウェア代表取締役・真鍋賢行氏(クリムゾン真鍋)は7月9日、『デスクリムゾン』のエコールロゴからデモ画面までが見られる動画をYouTubeにて投稿したことを発表した。 概要欄には「公式だからといって、画像の質が良いわけではありませんが」と前置いたうえで、「適当に使ってもらってOKです。」と記載されている。 『デスクリムゾン』は、エコールソフトウェアが1996年8月にセガサターン向けに発売したガンシューティングゲーム。 本作は操作性、ゲームバランスをはじめゲーム全体に多くの問題を抱えていたことから酷評を受けた。エコールの公式サイトで「暗黒ゲームの帝王」、「ゲーム界の黒歴史に燦然と輝く、究極のカルトゲーム」などと紹介されていることからも、本作の立ち位置が読み取れるだろう。 一方、その印象的なゲーム画面やいくつかのセリフはのちに動画サイトなどで話題となり、現在ではカルト的な人気を獲得。近年では2021年の「RTA in Japan」でRTAが披露されるなど、やや特殊な形ながら広く親しまれている作品でもある。 今回公開された動画では、一番最初に登場する「ECOLE」のロゴから始まり、タイトル画面、ラスボスを経由しオープニングデモが映し出され、主人公の越前康介こと「コンバット越前」の紹介、明らかに日本語読みのタイトルコールをした後、和歌山県友ヶ島で撮影された映像が映し出される。 「上から来るぞ!気をつけろ!」、「なんだこの階段は」、「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ」など、本作を代表する数々の名言も聞くことが可能だ。 動画の終盤では、一部だがゲームプレイ映像も確認できる。ある種伝説のゲームである『デスクリムゾン』の実際の姿を見届けられる公式映像となっているため、気になる方はこの機会を逃さずチェックしておこう。
電ファミニコゲーマー:はくまいさん
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