海外ボクシング、失神KO劇の裏で観客が大乱闘!警備員不在に批判の声も
1月8日豪州で行われたプロボクシング[IBF世界クルーザー級タイトルマッチ]で同級王者ジェイ・オペタイアが、同級10位で東京五輪銅デビッド・ニーカに4R失神KO勝利。大きな話題を呼んだが、その裏で複数の観客が殴り合う大乱闘が起きていた。拡散された映像では、警備員が不在な様子に批判の声も上がった。 【フォト&動画】ボクシング会場で観客が大乱闘!リング上では失神KOも 2025年一発目のビッグマッチ。メインで登場したオペタイアは27戦無敗の豪州の星。相手のニーカも東京五輪銅のアマエリートで10勝無敗と、注目の無敗対決だった。 試合は4R、オペタイアが右アッパーで1度目のダウンを奪うと得意の左でフィニッシュ!失神ダウンしたニーカが倒れてから5分間も立ち上がれないなど壮絶なKO劇となった。 世界が注目した激闘が行われている最中、なんと会場では複数の男性観客が大喧嘩。通路で5人の大男が殴る蹴るの大立ち回りを演じ、最終的には周囲の観客が制止したようだ。 この様子を撮影した映像は瞬く間に拡散され、国内TVニュースメディア「10 News First」も報じるまでに。ネット上には「今大会一番の殴り合い」との皮肉コメントから「あのメインを見逃すなんて彼らは何がしたいんだ」「そんなに戦いたいならリングに上がれ」など、当事者を揶揄する意見も。 さらに映像では警備員がどこにも確認できない様子から「会場サイドは何をしている?」など安全管理について非難の声も。会場となったゴールドコーストエキシビション・センターはこの件について声明を出していない。 彼らの喧嘩の原因はわかっていないが、酔っ払い同士の喧嘩だと見る考えが多く、抑止対策として、今後は観客が入場する際のアルコール検査を行うべきだとの意見もあった。