ワークライフバランスを重視すると同僚にばかにされて嫌気が差します…。がむしゃらに働くメリットは何でしょうか?
ワークライフバランスを重視する人が増えてきている近年、いまだにがむしゃらに働くべきだと主張する人もいるでしょう。仕事にのめり込んでがむしゃらに働くことは、よいことなのでしょうか。 本記事では、がむしゃらに働くメリットと特徴について解説します。
ワークライフバランス重視の時代でがむしゃらに働くメリットとは?
近年、ワークライフバランスを重視する人が増えてきており、国全体としてもワークライフバランスに配慮した制度が目立ってきています。 厚生労働省が公表している制度として、テレワークの普及を促進する対策や、始業・終業時刻を労働者がそれぞれ自主的に決定することができるフレックスタイム制、時間外労働の時間に限度を設ける36協定などが挙げられます。 どの制度も仕事とプライベートの時間をバランスよく保つことができる内容になっており、ワークライフバランスを重視したい人にとってはメリットのあるものといえるでしょう。 一方で、このような時代の流れのなかでも、がむしゃらに働くことが最善だと考える人もいます。がむしゃらに働く主なメリットは、以下の5つです。 【がむしゃらに働くメリット】 1. 社内での基礎固めができる 2. 評価されやすくなる 3. 収入アップが期待できる 4. 転職する際のアピールポイントが増える 5. 独立しやすい まず、がむしゃらに働くと社内での基礎固めができるでしょう。基礎ができてからでないとなかなか応用はききません。さまざまな仕事に対応できるようになれば、上司から評価されやすくなり周りからの信頼も得られます。成績を上げたり、昇格したりするようなことがあれば収入アップも期待できます。 また、自分が頑張ってきたことが明確になるため、転職する際のアピールポイントも伝えやすくなるでしょう。自分の強みを生かして独立することも考えやすくなります。
働き方による特徴の違い
がむしゃらに働く人とワークライフバランスを重視する人、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。以下で解説します。 ■がむしゃらに働く人の特徴 がむしゃらに働く人は仕事にやりがいや充実感を覚えています。面倒見がよい傾向にあり、部下指導など自分のこと以外にも真剣に取り組む姿勢がみられるでしょう。 また、真面目で責任感が強いため、一人で抱え込んでしまうこともよくあります。あまり追い込みすぎるといつか爆発してしまう可能性もあるため、適度に周りに頼りながら仕事を進めるようにしましょう。 ■ワークライフバランスを重視する人の特徴 ワークライフバランスを重視する人は、社内の人間関係が良好である傾向にあります。プライベートが充実しており、趣味や交友関係を楽しんでいる人が多いため、幅広い話題を豊富にもっているでしょう。会話をしていて楽しさを感じますし、心が穏やかな人が多いので、人間関係が良好になりやすくなります。
まとめ
本記事では、がむしゃらに働くメリットと特徴について解説しました。仕事に充実感を求めるか、プライベートの充実感を優先してバランスをとるかは、人それぞれの考え方によって異なります。がむしゃらに働くことにもメリットは複数あるため、今後の人生設計をよく考えて行動に移していきましょう。 出典 厚生労働省 仕事と生活の調和 厚生労働省 労働時間・休日 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部