クイーンズ駅伝オーダー発表 連覇狙う資生堂は1区に五島、3区は一山 女王奪還目指す積水化学は5区新谷 JP日本郵政・廣中は3区
第43回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月26日)前日の11月25日、区間エントリーが行われ、出場する25チームのオーダーが発表された。 クイーンズ駅伝シードチームのオーダーをチェック! 前回女王の資生堂は1区(7.0km)に五島莉乃、最長区間の3区(10.6km)に10月のパリ五輪マラソン代表選考レース・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で2位に入り、2大会連続五輪代表に内定した一山麻緒が入った。また、5区(10.0km)にはベテランの高島由香が務め、長距離区間に実力のある選手をバランスよく配置した。 2年前の優勝チームで前回2位の積水化学は4.2kmの2区にルーキーの山本有真、3区に佐藤早也伽、5区に新谷仁美という布陣。中盤で主導権を握ることができるか。 前回3位の日本郵政グループは3区にブダペスト世界選手権10000m7位の廣中璃梨佳、5区に鈴木亜由子を起用。3年ぶりの女王奪還に挑む。 このほか、ダイハツは3区にブダペスト世界選手権マラソン代表で、MGC4位の加世田梨花、5区にはオレゴン世界選手権出場の松田瑞生、アンカー(6区6.795km)に前田彩里が務める。 エディオンは1区に、昨年の全国高校駅伝1区区間賞のルーキー・水本佳菜、アンカーにMGC3位の細田あいを入れた。第一生命グループはMGCを優勝した鈴木優花が3区を担当。アジア選手権10000m金メダルの小海遥が1区に入った。 レースは宮城県松島町文化観光交流館前をスタート、仙台市陸上競技場(弘進ゴムアスリートパーク仙台)をフィニッシュとする6区間42.195kmで行われる。 各区間の距離は1区7.0km、2区4.2km、3区10.6km、4区3.6km、5区10.0km、6区6.795km。 今大会は第1中継所が、4年前と同じ塩竃市地域活動支援センターに戻された。そのため、1区の距離が前回より600m短い7.0kmに戻っている。また、2区と3区で距離変更があり、2区は900m延び、3区は300m短縮。4区以降に変更はない。 今大会はシード権を獲得した前回大会の上位8チームと、10月22日の予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津)で上位16位までの計24チームに加え、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC/10月15日)の特例措置(出場選手がいるチームは予選会完走でクイーンズ駅伝出場資格が得られる)が適用された1チームの、計25チームが出場する。 スタートは12時15分。TBS系列で11時50分から生中継される。
月陸編集部