2018年9月の北海道地震から5年となった6日、37人が犠牲となった北海道厚真町の宮坂尚市朗町長が報道陣の取材に応じた。宮坂町長は「5年はゴールではない。復旧から復興への道を町民と一丸となって歩み続け、必ず未来を切り開く」と決意を語った。 宮坂町長は同日正午、町内の慰霊碑前で犠牲者に黙とうした。インフラ復旧について「関係者の尽力で非常にスピーディーに進んだ」と評価した。一方、被災者の心のケアを課題に挙げ「町民が心からの笑顔を交わし合うことが（本当の）復興だ」と強調した上で、今後も支援を続ける考えを示した。
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