万博展示の技術、実用化へ組織を 関経連の松本会長
関西経済連合会の松本正義会長(79)=住友電気工業会長=は31日までに共同通信のインタビューに応じ、2025年大阪・関西万博で展示される技術の実用化に向け、実現性などを検討する組織が必要だとの考えを示した。「新しいアイデアをそのまま放置するのではなく、レガシー(遺産)として現実化する過程をきっちりやる必要がある」と述べた。 松本氏は構想段階と断った上で、その組織には産官学の有識者が参加し、実用化までの期間を検証したり、興味のある企業とのマッチングをしたりするとした。「ビジネスの視点でも考え、一つでも二つでも実用化していかないといけない」と強調した。