２日から３連休ですが、１１月としては珍しく、「非常に激しい雨」が降るほどの大雨となりそうです。台風から変わった低気圧の影響で県内はあす、警報級の大雨となる恐れがあります。 土砂災害などに警戒してください。 気象台によりますと、台風２１号は今夜には東シナ海で前線を伴った温帯低気圧に変わる見込みで、この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むことで県内は大気の状態が非常に不安定になると予想されます。 今夜は多い所で１時間に３０ミリの激しい雨が、２日は多い所で１時間に６０ミリの非常に激しい雨が降る見込みで、特に朝から昼前にかけてがピークとみられます。 ２日午後６時までに予想される２４時間の降水量は多い所で１８０ミリ。熊本市の場合、１１月の降水量の平年値は８４．４ミリなので、平年の１カ月分の２倍以上の大雨が降ると予想されています。 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。