多くの人が仕事始め 記録的な大雪の影響続く
青森朝日放送
多くの人が仕事始めを迎えた6日も、記録的な大雪の影響が続いています。 【坂本庸明記者】 「青森朝日放送の社用車です。ご覧のように雪に埋もれていて、すぐに走り出すのが困難な状態です」 走行する車の脇にも、そびえたつ雪の壁。6日朝の青森市は、雪により幅が狭まった道路で渋滞が発生していました。 職場に向かう人たちの足元も慎重です。 【職場に向かう人】 「やばいですね」 (Q.特に何が)「除雪と脇道とか足場ですよね。けがとかしちゃうので」 (Q.除雪業者へ)「感謝しかないですね」 記録的な大雪で雪害も発生しています。 弘前市貝沢では5日、空家の敷地内で、板柳町福野田の自動車整備士、葛󠄀西浩司さん(70)が雪に埋もれている状態で発見され、その後亡くなりました。 屋根の上の雪を1人で下ろしていた葛󠄀西さんを近所の人が目撃していて、警察は雪下ろし作業中の事故とみて調べを進めています。 4日も板柳町で除雪作業中に75歳の男性が亡くなるなど、2日連続で雪に関係する死亡事故が起きています。 6日の青森県内は気温が上がる見込みで、津軽を中心に雨が降っている所があります。青森地方気象台は、屋根からの落雪や除雪作業中の事故に注意を呼び掛けています。