RIZINアーチュレッタがまた失態 2・9キロ体重超過で公開計量欠席 大みそか・朝倉海戦に続く大失態も試合は実施
「RIZIN.48」(29日、さいたまスーパーアリーナ) 公開計量と、王者ホベルト・サトシ・ソウザ(35)=ブラジル=にルイス・グスタボ(28)=ブラジル=が挑戦するRIZINライト級タイトルマッチ、井上直樹(27)=Kill Cliff=とキム・スーチョル(32)=韓国=によって争われるRIZINバンタム級王座決定戦の調印式が28日、都内で行われた。 22選手中21選手は計量をパスしたが、フェザー級(66・0キロ)ワンマッチに出場するフアン・アーチュレッタ(37)=米国=は2・9キロオーバー。対戦相手のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(23)=キルギス共和国=が「全く問題ない」と了承したため、試合は行われる。 アーチュレッタが勝った場合、勝ちは記録されず、シェイドラエフが負けか引き分けた場合はノーコンテストになる。アーチュレッタにはレッドカードが提示され、減点50パーセントからのスタートとなる。また、罰金も科される。 RIZIN関係者によれば、アーチュレッタはこの日、体調不良のため、ギリギリまで減量に努めたものの定時までに本計量をクリアできず、体調を戻すために公開計量も欠席した。 昨年大みそかにはRIZINバンタム級(61・0キロ)王座の防衛戦で2・8キロオーバーして王座を剥奪され、試合も朝倉海に2回TKOで敗れたが、フェザー級転向2戦目となる今回、またも大失態をおかしたアーチュレッタ。RIZIN関係者は、今月13日で37歳になったアーチュレッタは、これまで通りのやり方では減量できなくなっているのではないかと指摘した。