山の魅力 バッジで発信 国定公園 栗駒山と焼石岳 一関・真湯温泉センター
残雪頂く姿、景観デザイン
一関市厳美町字真湯の真湯温泉センターは、栗駒国定公園の栗駒山(1626メートル)と焼石岳(1547メートル)をデザインした記念バッジ2種類を発売した。どちらも残雪を頂く山の姿や周囲の景観がデザインされ、利用者から記念品として好評。同センターでは2025年夏に予定される真湯から栗駒山頂への瑞山コース利用再開を見据え、山の魅力を広く発信する事業を進めていくとしている。 バッジの大きさはどちらも横約3・5センチで、栗駒山はクリの形をした中に同センターや瑞山コースにある笊森避難小屋、コース沿いに咲くヒナザクラとタテヤマリンドウをデザイン。山の表記は岩手側の呼び名から「栗駒須川岳」とした。 焼石岳のバッジには、奥州湖の上を通る栗駒焼石ほっとラインと、山頂付近に群生するハクサンイチゲがデザインされている。 バッジの価格はどちらも税込み700円。同センターのほか、秋田県境の須川ビジターセンターでも取り扱っている。問い合わせは真湯温泉センター=0191(39)2713=へ。