新幹線500系が2027年に引退へ 営業開始から30年で かつて「のぞみ」で300キロ運転 戦闘機のような外観で人気 JR西日本が独自に開発
JR西日本は、山陽新幹線の「こだま号」として運行している500系の営業運転を2027年をめどに終了すると発表しました。 戦闘機のような外観で人気でしたが、姿を消すことになりました。 500系はJR西日本が独自に開発した車両で、1997年に営業運転を開始し、新大阪ー博多間を当時世界最速となる時速300キロで走行しました。
2007年にN700系が登場したため、「のぞみ号」としての運転は2010年に引退。 現在、山陽新幹線で各駅に停車する「こだま号」として運行しています。
ジェット戦闘機を思わせる先頭の形状から根強い人気を誇った500系でしたが、JR西日本の長谷川一明社長は24日の会見で、2027年をめどに運行を終了する予定だと明らかにしました。 安全性や快適性に優れる最新のN700S車両を増やしていくことに伴い、余ったN700系を順次「こだま号」に転用し、500系と置き換えていくということです。