国策の重要性が増す日本発の「生成AI」開発関連10銘柄
2023年の世界の半導体全体売上高シェアでトップに躍り出たとみられるエヌビディア。データセンターのAI向け半導体の世界シェアで約8割を握る(写真:ブルームバーグ)
2023年の世界の株式市場における最大のテーマは「生成AI(人工知能)」だったが、2024年もそれは変わらない。 2022年11月にアメリカのベンチャー企業、オープンAIが対話型AI「Chat GPT」をリリースして以来、世界に強烈な衝撃を与え社会や経済に急速に浸透していった。インターネットやスマートフォンと同様、生成AIはわれわれの生活を大きく変えていくだろう。 チャットGPTに続き、2023年3月にはアルファベット( GOOGL )が対話型AI「Bard」を公開。同年4月にはアマゾン・ドットコム( AMZN )が独自の大規模言語モデル(LLM)である「Amazon Titan」を発表している。生成AIの基盤技術開発はこのアメリカ勢3社を中心に覇権争いが続いていくものと思われる。
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野津 滋