「分配金」は史上初“億超え”?割り振りは選手だけで決定 「シャンパンファイト」「優勝パレード」などドジャース優勝後の“お楽しみ”
第4戦を迎えたMLBワールドシリーズは、ニューヨーク・ヤンキースが逆転勝ちで、意地の1勝となりました。 3勝1敗で迎える31日の試合、もしもドジャースが勝って優勝した場合どうなるのか、MLBジャーナリストのAKI猪瀬さんに聞きました。 優勝した場合、敵地ではありますが、まず優勝セレモニーがグラウンドで行われます。 そして、大谷選手にとっては通算4回目の「シャンパンファイト」や「優勝パレード」「分配金」などがあります。 まずはパレードについてです。 AKI猪瀬氏によると、パレードは全部決したあと2~3日後に行うといいます。 ドジャースが勝てばロサンゼルスでのパレードになりますが、2020年の時にはコロナの影響でパレードができなかったため、ロスのダウンタウンでパレードすると1988年以来となります。 AKI猪瀬氏の見立てでは、ダウンタウンとドジャースタジアムは距離にすると3.2kmしかないため、おそらくシティホールから出発しアカデミー賞の授賞式があるチャイニーズシアターのあたりを回ってからドジャースタジアムに行くようなルートになるのではないかということです。 そして、選手への「分配金」について。 ポストシーズンの放送権料、グッズ等々の収益金が集まると、勝ったチームではなく、ポストシーズンに参加した全チームの選手にパーセンテージで割り当てられます。 勝ったチームが一番多くもらえて、2024年は世紀の一戦といわれていて収益も上がっているため、おそらく分配金も選手1人1億円を史上初めて超えるのではないかといわれています。 そして実は、分配金の割り振りは選手だけで決めるといいます。 レギュラーシーズン最終盤にクラブハウスが、ある日突然シャットアウトになり、監督・コーチ・メディアはもちろん選手の通訳も入出することが禁じられます。 選手だけで、例えば「監督今年すごく頑張ったから監督に1000万かな」「大谷選手の通訳上手だったからあげよう」といったようなことを決める会議が行われているといいます。
フジテレビ