内山靖崇 鮮やか逆転勝ちでウィンブルドン予選2回戦へ 次戦ゴファンと激突<男子テニス>
ウィンブルドン
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は24日、男子シングルスの予選1回戦が行われ、世界ランク203位の内山靖崇がプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を利用して出場したT・ファン・ライトーフェン(オランダ)を6-7 (6-8), 7-6 (7-3), 6-1の逆転で下し、予選2回戦進出を果たした。 【望月慎太郎 ウィンブルドン予選1回戦 1ポイント速報】 3試合に勝利すると本戦入りすることができるこの予選。 31歳の内山が同大会の予選に出場するのは2年連続7度目。2019年は予選を突破し本戦入り、2021年は予選決勝で敗れたもののラッキールーザーで本戦入りを果たしている。 予選1回戦の第1セット、内山は元世界ランク101位で芝コートのツアー大会での優勝経験もあるファン・ライトーフェンに26本のウィナーを決められるなどし、タイブレークの末に先行される。 続く第2セット、内山は相手のサービスに苦しみ第12ゲームまでのリターンゲームでわずか2ポイントしか奪えなかったものの、タイブレークでは2度のミニブレークに成功し1セットオールに追いつく。 ファイナルセット、勢いに乗った内山は第2ゲームでこの試合初のブレークを果たすと、さらに第4ゲームでもブレークに成功し、逆転勝ちで予選2回戦に駒を進めた。 勝利した内山は予選2回戦で予選第9シードのD・ゴファン(ベルギー)と対戦する。ゴファンは予選1回戦で世界ランク211位のM・ポルマンズ(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
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