堺にAIデータセンター シャープ、KDDIが方針
システムの受託開発を手がけるデータセクションは3日、シャープ、KDDIと合弁で人工知能(AI)向けデータセンターの構築を目指すと発表した。大型液晶パネルの生産を停止するシャープ完全子会社、堺ディスプレイプロダクト(SDP、堺市)の工場跡地を活用する。既に新会社設立の基本合意を結んでおり、実現すればアジア最大規模のAIデータセンターになるという。 KDDIは、ネットワークの構築や運営を補助する。生成AIの学習や推論などの処理に使われる画像処理装置(GPU)は、データセクションの提携先である米企業を通じ、米エヌビディアの次世代機「GB200 NVL72」を調達する。