富山県内インフル「注意報」 コロナも拡大
富山県は25日、今年第51週(12月16~22日)の感染症発生動向調査で、1定点医療機関当たりのインフルエンザの患者報告数が13・36人となり、注意報レベルの目安である10人を超えたと発表した。 インフルエンザの感染者数は厚生センター・保健所管内別で、高岡が15・42人で最も多く、富山市15・25人、新川13人、中部9・20人、砺波が8・86人。新型コロナの患者報告数は1定点当たり4・21人で、前週の2・46人から増え、4週連続の増加となった。 ●知事「予防し帰省を」 新田八朗知事は会見で「年末年始の帰省で高齢者と会う場合には、感染予防に気を付けてほしい」とし、マスクの着用や手洗いの徹底などを求めた。