角田裕毅「ペースは悪くない」夏休み前のベルギーGPに照準&コース特性に言及…一方でライバルを警戒「ハースは速いと思う」|WEDNESDAY F1 TIME
ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅が、サマーブレイク前の最終レースとなる第14戦ベルギーGPに向けて意欲を示した。 【動画】過密日程について角田裕毅「レース連続が多いじゃないですか。連続の時ってアルコールを飲まない」サマーブレイクは大好きなカクテルを楽しむ? 次戦の舞台スパ・フランコルシャン・サーキットはF1カレンダー上でも最長の長さであり、あらゆるコース特性が盛り込まれたトラックでもあることから、マシンの総合力が試される。 角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 TIME #22』にリモート出演。番組MCのサッシャ氏が“次のベルギーはオールドコースですけど、好きですか?”と尋ねると、角田は「はい!大好きです。多分(スパを)嫌いなドライバーはいないんじゃないかってぐらい」と返答し、ベルギーGPの舞台がお気に入りだと語った。 「本当にクラシックな、ヒストリックな、伝統的なコースなので。アップダウンも激しいですし、バンクもコーナーごとに違います」 「ほとんどハイスピードですが、ハイスピードもありつつ意外とミディアムスロースピードもある。それこそバルセロナ、シルバーストン、オーストリア(レッドブル・リンク)ほど高速コーナーに振っているコースではないので、そこまで(VCARBにとって)ペースも悪くないのかな、って思っています」 「ただハンガリーほど良くなるか、となると少し疑念を持っている。ペースは悪くはないと思います。去年もポイント(2023年10位)を取れましたし」 「スパは特に天候が大きく変わる。本当にコンスタントにすぐ変わるようなコースなので、そこは注意しながら、走っていきたいと思います」
中野信治氏が“今回ハンガリーでVCARBのクルマがかなり良く見えた。(低速特性の強い)ハンガリーで乗って、どのあたりが合っていたのかな?”と質問。すると角田はハンガロリンクのコース特性について、現状VCARB 01と相性が合致していたと返答している。 「低速ですね。(ハンガロリンクの)セクター3って、低速コーナーしかないと思いますが。セクター3では毎回タイムが全体1番か2番目ぐらいだったんです。毎回レッドブルと変わらないぐらい」 「自分のマシンが(セクター3でタイムが)1位の時もあったし、悪くても中団で上ぐらいだった。低速コーナーでのパフォーマンスは活きていた」 「緩い、長い(高速特性の)コーナーだと僕らのクルマが苦手。スパって意外と90度のコーナーが多いんですよね。それで言うと(ベルギーGPは)僕らの欠点が出にくいのかなってのはあります」 「ただ、やっぱり高速コーナーはハンガリーよりもかなりあるので、その分パフォーマンスは他のチームがかなり上がってくると思う。特にやっぱりハースは速くなると思います」
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