世代別イングランド代表からA代表はナイジェリアへ オシムヘンをサポートするルックマンの大ブレイク
AFCONで大活躍
強いスーパーイーグルスが戻ってきた。 現在アフリカ・ネイションズカップに臨んでいるナイジェリア代表は、今月2日に行われた準々決勝のアンゴラ戦に1-0で勝利。ベスト4進出を決めた。 決勝トーナメントに入ってからナイジェリアの全得点を叩き出しているのは、アタランタに所属するFWアデモラ・ルックマンだ。 ルックマンはベスト16のカメルーン戦で2ゴール、アンゴラ戦でも決勝点を挙げており、ナイジェリアの攻撃に欠かせぬキーマンとなっている。 ルックマンは世代別代表でイングランド代表を選択していたのだが、A代表は2022年にナイジェリアを選択。今季は所属するアタランタでもリーグ戦で7ゴールと結果を出していて、ナイジェリアにとってルックマンの存在は極めて大きい。 英『Daily Mail』は2019年当時のルックマンのコメントを振り返っているが、代表の選択についてルックマンは次のようにコメントしていた。 「僕はまだオープンな考えで、これは重大な決断になる。選手として進歩し続けたいのであれば、代表チームでのプレイは大きなことだからね」 ナイジェリア代表ではデビューから17試合を戦っているが、この選択は正解かもしれない。セリエAで結果を残しているとはいえ、今のイングランド代表はタレント揃いだ。ワールドカップでのプレイを目指すうえで、ナイジェリア代表の選択は悪いものではない。 同じ前線にはナポリのヴィクター・オシムヘンも構えており、ナイジェリアの前線は強烈だ。2026年のワールドカップでも見たいチームで、オシムヘン&ルックマンのコンビにかかる期待は大きい。
構成/ザ・ワールド編集部