覚醒剤押収 末端価格2億円 押収規模 過去最大 和歌山県警
テレビ和歌山
覚醒剤などを販売目的で所持していたとして、県警などは、大阪市の密売人の男ら2人を覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕するとともに、関係先からおよそ3.1キロ、末端価格2億円あまりの覚醒剤を押収しました。 押収規模は県警として過去最大だということです。すでに逮捕、起訴されているのは、大阪市北区の無職、岸田一之被告77歳です。 県警組織犯罪対策課などは、県内での覚醒剤を巡る捜査の過程で割り出した岸田被告について、大阪府警も別の事件で調べていたことから共同で捜査を進めました。 その結果、今年6月、岸田被告が管理する大阪市のマンションの一室でから覚醒剤とおよそ3.1キロと大麻の植物片、およそ151グラムを発見、販売目的で所持していたとして岸田被告を覚醒剤取締法違反の現行犯で逮捕するなどし、すでに起訴されました。 また県警は、覚醒剤と共に岸田被告が注射器を密売すると知りながら、今年6月、注射器1000本を11万円で販売して犯行を幇助したとして、東大阪市中鴻池町の建設作業員、小野博海容疑者67歳を今日逮捕しました。 この事件では、県警と大阪府警が合わせて11人を逮捕し、覚醒剤の密売組織を壊滅したとしています。なお、押収されたおよそ3.1キロの覚醒剤の末端価格は2億500万円で、押収規模は県警として過去最大だということです。
テレビ和歌山