銀座ソニービルが「Ginza Sony Park」に。2025年1月26日オープン
Ginza Sony Park Projectは、東京・銀座のソニービル建て替えプロジェクトの最終形となる、都会の中の公園「Ginza Sony Park」を2025年1月26日にオープンする。建物は、地上5階・地下4階。テナントなどの常設店舗は設けず、その時々で変化するアクティビティを行なうという。 【この記事に関する別の画像を見る】 1月のオープンに合わせ、施設では企画展「Sony Park展 2025」を開催。ソニーグループの6事業をテーマに、ソニーミュージックグループを中心とした6組のアーティストとともにつくるクリエイティブな体験型プログラムとなっており、「ゲームは、社交場だ。」「音楽は、旅だ。」「映画は、森だ。」など遊び心あふれるイベントテーマを掲げ、アーティストの参加や体験型プログラムを用意する。 また、Ginza Sony Parkがつくる「食のアクティビティ」として、洋食をベースに食との新しい向き合い方や楽しみ方を提案するカジュアルダイニングもオープン予定という。 Ginza Sony Parkプロジェクトは、「街に開かれた施設」をコンセプトに50年以上にわたって銀座の街と歩んだソニービルを建て替えるプロジェクト。 1966年、ソニーのファウンダーのひとりである盛田昭夫によってつくられたソニービル。そこには、「街に開かれた施設」の象徴であり、盛田が「銀座の庭」と呼んだ10坪のパブリックスペースがあったという。 ソニーでは次の50年に向けても創業者の想いを継承させるべく、「銀座の庭」を「銀座の公園」として拡張することで、銀座の街に新しいリズムをつくり、来街者の方が入りやすく、さまざまな楽しみ方ができる場にしようと、プロジェクトを進めてきたという。 ビルの建て替えも二段階のプロセスを採用。第一段階は新しい建物をすぐに建てず、ビルの解体途中(2018年8月~2021年9月)を公園として開放。その後、解体・新築工事を再開し、2024年8月に「Ginza Sony Park」を竣工、2025年1月26日に正式オープンさせる。
AV Watch,阿部邦弘