「惜しいでは意味ない」「何が正解かわからない」三笘薫、6戦勝ち無しに胸中を吐露。早期交代に不満げな表情も「後半のプレーなら…」【現地発】
最近の三笘の表情は暗い
最大のチャンスは43分に訪れる。コーナーキックのこぼれ球がファーサイドへ流れたところに、待っていた背番号22が左足でハーフボレー。完璧に打ち切ったシュートはゴールネットを揺らしたかに思われた。その瞬間、スタジアムは大きく沸いたのもつかの間、強烈なシュートは外側のサイドネットに突き刺さっただけだった。 「惜しいだけでは全く意味ないんで決めきるところは大事ですし、コンディションは上がってきてると思う。これから良いプレーを、結果に結びつけるプレーをしないとな、と思います」と唇を嚙んだ。 一方で、守備面でもチームメイト同様に素早いプレスで貢献し、味方がボールロストをすれば必死にトラックバックして敵の攻撃の芽を摘んだ。しかし後半になると、これまたチームと同様に勢いを失っていく。そして三笘は67分で交代を告げられる。指揮官は連戦を考慮したのかもしれないが、交代時は不満そうな表情でピッチを降りた。 もっとプレーを続けたかったかと尋ねられた三笘は、「もちろんそうですが、後半のプレーなら妥当だと思います」と語った。 歯車がかみ合わずに勝てない状況が続き、最近の三笘の表情は暗い。クリスマス前最後の試合となった21日のウェストハム戦でも、下位に低迷する相手に敵地で挑んだブライトンは、圧倒すべき東ロンドンのクラブに勝ちきれなかった。 その試合後も、彼は「勝つべき試合だった」と苦しい表情を見せ、三笘個人、そしてチーム全体のパフォーマンスが大幅に改善されたブレントフォード戦後も、「全然ですね。最終的なところのクリエイトができていないんで。(満足できる)シュートも打っていないし。そこを求められているんで。いいプレーをしてもゼロなら一緒」と反省の言葉が並んだ。 ヒュルツェラー新監督のもと、好調な滑り出しを切った今季のシーガルズだったが、ここ6試合は3分3敗。一時はチャンピオンズリーグ出場権獲得圏内にいたものの、11月23日のボーンマス戦以来勝利がなく、現在は10位まで順位を落としている。
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