アイナ・ジ・エンド、「清掃員のみんなと過ごした8年間があったから」武道館ライブ前に語った思い
女性6人グループ「BiSH」の元メンバーで現在はソロとして活躍するアイナ・ジ・エンド(29)が11日、東京・九段下の日本武道館でコンサート「ENDROLL」を開催。バンドやダンスなど多彩なパフォーマンスで全22曲をファンに届け、来年1月から始まるZeppツアーの開催も発表した。 開演前の囲み取材でアイナは「清掃員(BiSH時のファンネーム)のみんなと過ごした8年間があったから、今ソロとしても歌って踊れている」とファンに感謝。続けて「BiSHのときは、お客さんの視点も6人分あったけど今は1人。シンプルに緊張感はありますけど弱音を吐いていられないので、今は『ブチかますぞっ』って気持ちです」と大舞台を前に気合を入れてほほ笑んだ。 続けて「BiSHは最初ド・インディーズで80人キャパのライブハウスから始まった」と明かしたアイナは「武道館や東京ドームに立てるわけがないと思っていて、メジャーデビューできるとも思ってなかった。(そんな中で)どんどんお客さまが増えていって自分たちの実力も少しずつ上がっていったときに『武道館立てるかもしれない』って見えてきた」と振り返った。 リハーサルでステージに実際立ったアイナは「意外と近くて、思っていたよりお客さんとの距離が遠くなかった。空気的には、もっと神聖なんですけど、あんまり経験したことのない会場の雰囲気」とほほ笑んだ。
中日スポーツ