ベラトールデビュー戦の太田、気迫のマッスルポーズ©️PFL MMA

　6月23日（日本時間）アイルランド・ダブリンで開催される総合格闘技イベント『BELLATOR CHAMPIONS SERIES DUBLIN』の前日計量が22日に行われ、バンタム級マッチ（135ポンド／61.23kg）で対戦する、太田忍（THE BLACKBELT JAPAN）が135.6ポンド（61.5kg）、ロジャー・ブランク（スペイン）が132.9ポンド（60.28kg）で共に計量をパスした。（ノンタイトル戦では規定より1ポンド内の超過は認められる） 【フォト＆動画】太田忍、気迫マッスルポーズ！“上半身タトゥー”ブランクとバチバチ睨み合いも 　初のベラトール戦に挑む太田。計量では、仕上がった強靭ボディで気迫のマッスルポーズを決めると、フェイスオフでは、全身タトゥーのブランクと頭がぶつかるほど顔を近づけた。不敵に笑みを浮かべ睨みつける太田。フタッフは乱闘にならないよう、互いの間に手を入れ割って入っており、危険な睨み合いとなった。 　計量パスの太田はXで「計量パス！ しっかりリカバリーして 明日は勝ちます！」「もう一度 世界にチャレンジさせてもらいます」とレスリングに続きMMAでも世界をと意気込んだ。 　太田はレスリングの16年リオ五輪銀、19年世界選手権金の実力者。昨年はRIZINで倉本一真、瀧澤謙太をKOで撃破したが、10月は佐藤将光に判定負け。それでも大みそかは芦澤竜誠にダースチョークからのパウンドでKO勝利、先月は元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎にも判定勝利と着実に結果を出し2連勝中。MMA６勝（4KO）3敗で今回初のベラトール戦に臨む。 　太田は当初、8年間無敗で9連勝中のイタリア強豪のフランチェスコ・ヌッツィと対戦する予定だったが、ヌッツィが急遽に欠場。 代替選手のブランクと対戦することとなった。 　ブランクは17年にプロデビューし戦績5勝5敗。南米MMA「Combate Global」に参戦した実績を持ち、5勝のうち4フィニッシュ（1KO・3一本）とアグレッシブな選手だ。太田と同じく今回がベラトール初参戦となる。 　RIZINバンタム級トップ選手・太田の待望のベラトールデビュー戦、快心のフィニッシュ勝利を飾るのか、期待だ。