（左から）山中幹さん、松崎秀介さん

　ダイニングバー「Bal M BASE（バルエムベース）」（春日部市中央1、TEL 090-9959-5241）が「満天横丁」内にオープンして2カ月がたった。（春日部経済新聞） 【写真】「豚の赤ワイン角煮」（関連画像） 　肉料理やパスタなど創作料理を約50種類のほか、アルコールなどドリンク約300種類を提供する同店。店舗面積は約10坪。カウンター席10席、テーブル8席を備える。 　店主の松崎秀介さんは、春日部市内で27年にわたり営業していたバー「Bar ING（バーイング）」の3代目だった。店は建物の老朽化で閉店。常連客から「バーはハードルが高い」という声があったことから、気軽に足を運べる場所を作ろうと場所を移し、フードメニューを充実させた新店を開いたという。 　フードメニューは、「ナスのプレッセ」「フライドチキン」「トマトのファルス」（以上770円）、「豚の赤ワイン角煮」（880円）など。「クラマトソースのナポリタン」（880円）などパスタは6種用意する。 　ドリンクは、「カルーアミルク」「エメラルドスペシャル」（以上770円）など。店長を務める山中幹さんは「お客さまの声を取り入れ、店の形にとらわれず、当店ならではのメニューを開発していく」と話す。 　松崎さんは「春日部は人口が減ってはいるが、転入してくる人もいる。客数の7割を占めていた転入者がなじめるように心がけていた前身店の店づくりを踏襲し、来店した人同士が趣味などの会話を楽しめるような雰囲気の居心地が良い場所にできたら」と話す。 　営業時間は17時～24時。月曜定休。