【パリ五輪】出口クリスタ選手が悲願の金メダル 柔道女子57キロ級 松商学園で頭角、強化選手に選ばれるも代表には届かず…2017年にカナダ国籍取得
パリオリンピックの柔道女子57キロ級で、長野県塩尻市出身の出口クリスタ選手が金メダルに輝きました。 【画像】子どもの頃の出口クリスタ選手 苦難乗り越え…悲願の金メダルまでの軌跡 父親の母国・カナダ代表でのぞんだオリンピック。決勝は韓国の許海実選手と互いに技でポイントを奪えず延長戦に―。 相手が3回の指導を受けて反則負け。出口選手の「金」が決まりました。
地元も歓喜に沸きました。 幼少期から指導: 「夢のようです。メダルをぶら下げて(塩尻に帰ってきて)俺にかけてくれると思う」 出口選手のおば 横山裕美佳さん: 「『おめでとう』と『メダル見せて』とりあえずハグします」 出口選手は松商学園で頭角を現し、強化選手に選ばれましたが代表には届かず、2017年にカナダ国籍を取得。 2019年と2023年は世界選手権で優勝。2024年は準優勝し、世界ランキング1位でパリにのぞみました。 夏のオリンピックの個人種目で、長野県出身の選手が金メダルを獲るのは初めてです。
長野放送