山本由伸「凄く慣れない所もたくさんあった」怪我に苦しんだ1年目を振り返り 6月2日以来の白星でシーズンを締めくくり
◇MLB ドジャース13-2ロッキーズ(日本時間29日、クアーズ・フィールド) 既に地区優勝を決めているドジャースの山本由伸投手は日本時間29日、敵地ロッキーズ戦に先発登板。5回71球を投げ、被安打4、被本塁打1、6奪三振、2失点で今季7勝目を挙げました。 【画像】リハビリを経て3Aのマウンドに立ったドジャースの山本由伸投手 試合後、山本投手は投球を振り返り「初回から失点してしまって、立ち上がりはあまりよくなかったんですけど、そこから回を重ねるごとにしっかり自分の感覚で良いリズムで投げて行けたので、すごくいい登板だったかなと思います」と話しました。 メジャー初挑戦の今シーズンは開幕から先発ローテ入りを果たすも、右肩けん板損傷によって6月17日に負傷者リスト入り。リハビリを重ね、9月に3ヶ月ぶりとなる復帰を果たすと、この日行われた今季リーグ戦最終登板となるロッキーズ戦で6月2日ロッキーズ戦以来となる白星を飾りました。 山本投手は怪我に苦しみながら過ごした1年目について、「やっぱり離脱していた期間がすごく長かったので、よかったシーズンとは言えないですけど、個人的にはすごくたくさんいい経験ができました。また優勝も経験させていただいて、10月も野球ができるのですごく感謝してプレーしたいと思います」とコメント。 さらに、自身で評価できる部分は何かと問われ、「1年目という事で凄く慣れない所もたくさんあった。良かった所より、上手く出来ない事が沢山ありましたけど、ドジャースの皆さんに色んなサポートをして貰いながら、 他の選手にも優しく声をかけて貰いながら、なんとか1年出来たかなと思います」と振り返りました。