ロシア軍、クルスク反攻1週間で3個大隊分の車両失う 攻撃緩める気配なし
ロシアは国際情勢の変化もにらみ、力を傾注して勝負に出た
反攻開始から約1週間後、第810海軍歩兵旅団は突出部北端のポグレブキ村周辺で陣地を固めた。だが、そのために、新造のBTR-82装甲兵員輸送車を含む車両数十両、人員数百人を犠牲にした可能性がある。 第17独立戦車旅団から改編されたばかりの第17独立重機械化旅団を含むウクライナ軍の強力な3個旅団は、第810海軍歩兵旅団や第51空挺連隊が前進するごとに大きな損害を与えている。また、驚くべきことに、CDSによるとウクライナ軍はクルスク州の前線の数カ所で逆襲に成功し、ノボイバーノフカ村付近では「わずかに」前進を遂げた。 戦闘が和らぐ気配はない。持続不可能なほどの損害ペースや世界の政治情勢の変化によって不確実性が高まるなかで、ロシアはクルスク州にありったけの力を注いで勝負に出ている。
David Axe