【デビチル】『真・女神転生 デビルチルドレン 黒の書・赤の書』が発売された日。デザインはかわいくデフォルメされつつも、『メガテン』らしさは健在!【今日は何の日?】
※本記事は、2023年11月17日にアップした記事を再編集したものです。 ゲームボーイカラーで発売された『女神転生』シリーズの外伝! 【記事の画像(7枚)を見る】 いまから24年前の2000年(平成12年)11月17日は、ゲームボーイカラー用ソフト『真・女神転生 デビルチルドレン 黒の書・赤の書』が発売された日。 『女神転生』シリーズの外伝である本作。『黒の書』は人間とデビルのあいだに生まれた主人公の甲斐刹那(カイ セツナ)が、仲魔にしたデビルを自由に操れる“デビライザー”を使って、パートナーのデビルとともに、デビルに連れ去られた弟・ナガヒサを救うために魔界へと旅立つという内容。一方、『赤の書』は要未来(カナメ ミライ)という女の子が主人公になり、行方不明となった父親を捜しに魔界へと旅立つというものです。 『黒の書』ではケルベロス、『赤の書』ではグリフォンがパートナーになります。また、『黒の書』では異なる種族のデビルを合体させて別のデビルを作る“種族合体”、『赤の書』では同じ種族のデビルを合体させて能力を高める“純血合体”および別のデビルを合体させてベースのデビルの能力を高める“混血合体”が可能だったりと、バージョンによって合体方法も異なりました。 『黒の書』では合体事故、『赤の書』ではくり返し純血合体を行うことで、そのバージョンでしか手に入らないデビルも。そのため、コンプリートを目指すには両バージョンで通信交換を行う必要がありました。登場するデビルは200種類以上なので、やり込みがいがあります。 バトルでは“こうしょう”で敵デビルを仲魔にすることが可能です。主人公自身にレベルがあり、“主人公レベル+5”までのデビルなら仲魔にすることができます。なお、戦闘で敵を倒しても仲魔のレベルは上がらず、デビルどうしを合体させて強くさせる必要がありました。最近のシリーズではバトルでも仲魔のレベルが上がりますが、合体で戦力を強化するのは当時の基本でしたね。 子どもを対象にしたグラフィックデザインやゲームシステムは取っつきやすい一方で、勧善懲悪なだけでは終わらないストーリーなど、“メガテン”らしいダークな部分もしっかり存在。 なお、本作は『コミックボンボン』でマンガも連載されましたが、こちらはとてもハードな展開で暴力描写も際立っています。新装版はkindleでも販売されているので知らなかった人はぜひ読んでみてもらいたいです。名作ですよ! また、アニメでの展開もあり、第1話がYouTubeで無料配信されています。こちらもチェックしてみてください。 本作は後に初代プレイステーション用にリメイクされており、1本のソフトに『黒の書』と『赤の書』の両方が収録されています。 ※一部の画面写真はプレイステーション版のものです。