四国で1番「人口の多い県」はどこなのか 約4割の人が知っていると判明
四国で1番「人口の多い県」はどこかご存知でしょうか。 今回アンケートを取ったところ、全体の42%が知っているという事実が判明しました。 ◆【写真2枚】都道府県別の人口ランキング(少ない順)を見る 記事後半では、四国で1番人口の多い県の経済面について紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
四国で1番人口の多い県はどこなのか
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「四国で1番人口の多い県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の42%が愛媛県と回答。 次に多かったのが27%の高知県。そして16%の香川県、15%の徳島県という順番になりました。 四国各県の面積は、高知県・7105平方キロメートル、愛媛県・5678平方キロメートル、徳島県・4146平方キロメートル、香川県・1862平方キロメートルとなっています。
四国で1番人口が多い県と、人口10万人以上の都市を見る
総務省統計局が発表した「人口推計2023年(令和5年)10月1日現在」によると、四国で1番人口が多い県は愛媛県でした。気になる人口は129万1000人。次いで香川県の92万6000人、徳島県の69万5000人、高知県の66万6000人となっています。 四国各県の人口10万人以上の都市は以下の通り(2024年8月1日時点)。 愛媛県 ・松山市 49万9254人 ・今治市 14万3378人 ・新居浜市 11万998人 ・西条市 10万309人 香川県 ・高松市 40万9628人 ・丸亀市 10万7832人 徳島県 ・徳島市 24万5549人 高知県 ・高知市 31万4435人 ちなみに、各都道府県の人口ランキング(少ない順)を見てみると、愛媛県以外の3県がランクインしています。
愛媛県の県内総生産は4兆8059億円
ここからは四国で1番人口が多い愛媛県について紹介します。 四国の北西に位置する愛媛県。北側は瀬戸内海に面した平野が広がり、南側には西日本で最も高い石鎚山(1982m)があります。面積は全国26位ですが、海岸が入り組んでいるため、海岸線の長さは全国5番目(1695km)となっています。 経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目・5兆899億円。県民所得は3兆5275億円、1人当たりの県民所得は267万円でした。 ほかの3県の2021年度の県内総生産は、香川県が名目・3兆8638億円。徳島県は名目・3兆3402億円、高知県は名目・2兆3764億円となっています。 ●調査概要 ・調査日:2024年9月24日 ・調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・国土地理院「都道府県別面積の順位」 ・総務省統計局「人口推計2023年(令和5年)10月1日現在」 ・香川県「香川県人口移動調査」 ・愛媛県「県推計人口」 ・徳島県「徳島県の人口」 ・高知県「高知県推計人口」 ・愛媛県「愛媛県のすがた」 ・愛媛県「令和3年度愛媛県県民経済計算(最新)」 ・香川県「令和3年度香川県県民経済計算推計結果」 ・徳島県「令和3年度徳島県県民経済計算結果について」 ・高知県「県民経済計算」
小野田 裕太