高橋海人「一歩大人の階段を上った」新企画「最古クッキング」で見せたチャレンジ精神<キントレ>
King & Princeの高橋海人が、10月26日放送の「キントレ」(毎週土曜昼1:30-2:30、日本テレビ/Huluでも配信)で新企画に挑戦。ゲストに浜口京子を招いて最古のレシピでカレー作りに奮闘した。 【写真】キンプリ永瀬廉、津田健次郎の“イケボ”に「腰が抜けてしまった」 ■新企画「最古クッキング」がスタート 古くから伝わるレシピを現代で再現したらいくらかかるのか、食のロマンを求める「最古クッキング」が新たにスタート。 白い半そでシャツにカーキのサスペンダーボトムという昭和レトロを意識した衣装で登場した高橋は、スタッフの笑い声を聞き「笑ってるけど、俺も笑いたいところなんですよ」と笑顔を見せる。 今回、再現する最古のレシピはカレー。「気合いだ、気合いだ」と叫びながら登場したゲストの浜口と共にレシピ探しに出かけた。 カレー総合研究所所長でカレー大學学長の井上岳久さんの元を訪ね、日本で記録された中で一番古いとされる1872年(明治5年)当時のレシピを見せてもらう。高橋はレシピを手に「これはたぶんネギですね」と読み解くと、浜口が「玉ネギのネギですか?」と質問。 この時代のレシピに使われていたのは和ネギ(長ネギ)だったと聞き、高橋は「歴史だな~」と感慨深げ。さらに食材に赤蛙の文字を見つけると、高橋は「うそですよね!?」「赤蛙…何それ」としゃがみこんで驚いていた。 ■152年前のレシピで日本最古のカレーを再現 2人は食材を求め、まずは谷中ショウガの農園を訪問。採れたてを試食すると高橋は「にょっふふ、うまっ!」とぴょんと飛び跳ね、「優しいですよね。ほのかな香りと鋭い辛味」と感想を述べた。 谷中ショウガを2株購入した他、浅草では市場になかなか出回らない江戸千住葱を。上野のアメ横では蛙肉、エビやタイなどの魚介類をゲット。また、スパイスを調合してカレー粉を手作りし、浜口と高橋が交代で瓶に入れた生クリームを振ってバターも作った。 鍋に食材を入れていく過程では、高橋が蛙を入れたところでテンションが下がってしまう。それでも日本最古の米・亀の尾が登場すると、目を丸くして驚いていた。 1時間煮込んで出来上がったカレーを試食すると、高橋は「ん…」と目を閉じ、少しの間を置いてサムズアップ。高橋は「頭の中で解析するのにちょっと時間がかかりました」と話し、「ショウガとニンニクとネギの甘さがまず最初に広がってくるんです」と味の感想をていねいに語った。 ■新企画「最古クッキング」は目玉企画の予感 今回からスタートした「最古クッキング」。これまで何気なく食べていたカレーだが、使用する食材のルーツも学べるとあり、新たな角度からカレーにまつわる知識を得ることができた。 また、高橋が子どものころから苦手だったというカエルも、別の角度から苦手を克服。スプーンで蛙肉をすくった高橋は意を決して食べてみせた。高橋は「ん!?」と目を丸くして「なんだ!うまいじゃん!」と頬を緩め、さらに「一歩大人の階段を上った」としみじみと語った。苦手を克服するチャレンジ精神もお見事で、さらには「スタジオのみんなにも食べてもらいたい」と高橋の優しい人柄も感じられるコーナーだった。 今後もさまざまな最古レシピに応用できる可能性があり、息の長い目玉企画になる予感がする。 ◆執筆・構成=ザテレビジョン編集部バラエティー班 ※高橋海人の高は正しくは「はしご高」