<怪獣8号>初の展覧会が来場者2万人 宮下草薙がモンスタースイーパーに 怪獣と戦うことになったら?
集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の松本直也さんの人気マンガ「怪獣8号」の初となる展覧会「怪獣8号展」の来場者数が2万人を突破したことを記念したイベントが10月17日、会場の東京ドームシティ Gallery AaMo(東京都文京区)で開催された。お笑いコンビ「宮下草薙」の宮下兼史鷹さんと草薙航基さんがプレゼンターとして登場し、2万人目の来場者に「怪獣8号展」の公式パンフレットを贈呈した。 【写真特集】「怪獣8号展」 迫力の原画 防衛隊員の装備品、武器も 写真を一挙に
「怪獣8号」を愛読しているという「宮下草薙」は、主人公・日比野カフカが勤めていた怪獣清掃専門会社・モンスタースイーパーの防護服姿で登場。「怪獣8号展」の魅力について、草薙さんは「名シーン、名バトルのダイジェストが展示されている『クライマックスバトルエリア』は、見ているだけで、作品を読んだ時の感動を思い出せる」と語り、草薙さんは「キャラクターの等身大のフォトスポットも見どころ」とアピールした。
イベントのプレゼンターに選ばれたことについて宮下さんは「本当に光栄。好きで読んでいたマンガなので呼んでもらえてうれしい」と話し、草薙さんは「我々で大丈夫かなと不安」とコメント。怪獣清掃専門会社と比較して、「過去、つらい仕事はあったか?」と聞かれ、草薙さんは「精神的にきつかったのはスーパーの品出しのバイト。同僚とかにいじめられて……初日でもう無理だなって。日比野カフカみたいなかばってくれる先輩がいなかったんで」と明かし、笑いを誘った。「怪獣とどう戦うか?」と問われた草薙さんは「仮病を使う」と話し、宮下さんは「草薙をおとりにして、逃げてる草薙を追う怪獣を背中から叩きます」と“意気込み”を語っていた。
同展は、「怪獣8号」の名シーンの額装イラスト約120点のほか、怪獣の存在する日常風景を描いた「怪獣百景」、防衛隊員の実物大の装備品・武器を展示。来場者は防衛隊候補生となって基地を巡る設定で、作品の世界観を楽しめる。東京ドームシティ Gallery AaMoで11月10日まで開催される。
「怪獣8号」は、2020年7月から「少年ジャンプ+」で連載中のバトルマンガ。怪獣が容赦なく日常を侵す怪獣大国・日本を舞台に、謎の生物に体を怪獣化された主人公・日比野カフカの活躍を描く。コミックスの累計発行部数は1500万部以上。テレビアニメがテレビ東京系ほかで4~6月に放送された。テレビアニメ第2期が2025年に放送されることも話題になっている。