林家三平・国分佐智子夫妻、東京上野税務署から感謝状 「笑点」新メンバーの立川晴の輔にもエール
落語家、林家三平(53)と女優、国分佐智子(47)夫妻が17日、東京・台東区の東京上野税務署で署長から「感謝のことば」の賞状を贈られた。 【写真】「笑点」新レギュラーの立川晴の輔のメンバーカラーはクリーム色 同区在住の夫妻は昨年11月の「税を考える週間」で一日東京上野税務署長を務め、スマホによる確定申告など税のデジタル化促進に向けた広報活動が評価された。「どうもすいません!」と先代から継承するギャグで受け取った三平は「こんな名誉な賞は父も取っていない。感謝しています」と笑顔で恐縮した。 2011年に結婚し、長男(7)のいる夫妻。結婚以来、仕事の会計や確定申告は全て夫人が税理士と相談して行っているそうで、三平は「家内の声を聞いてやっているので、家内をインボイス制度と呼んでいます」とインボイス制度にかけて周囲を笑わせた。ただ、国分は「私は元来、アナログ人間なので、まだまだ勉強中です」と謙虚に打ち明けた。 三平は「税金をきちっと納めることが、日本を良くするためには大切」と強調。政治資金パーティー裏金事件など政治と金の問題については「(税金で報酬を受け取る側の)政治家には国民が納得できるようもっとオープンにしてほしい」と苦言を呈し、「うちは納税と選挙の際の投票を大切にしています」と付け加えた。 一方、父の歩みを伝える台東区の「ねぎし三平堂」が13日、コロナ禍がほぼ終息したことに伴い4年ぶりに再開したばかり。ネタ帳や写真などが公開されており、「開館はいま、水曜と日曜だけで、あとは予約制になってしまっているけど、父を大切にしていきたい」という言葉に実感がこもった。 また、自らは2021年12月に5年7カ月でレギュラーを卒業した日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜後5・30)に今月から、新メンバーとして落語家、立川晴の輔(51)が加わったばかり。そのことについて報道陣から感想を求められると「明るく楽しく元気にやっていただければ、いいんじゃないかと思います」と笑顔でエールを送った。