知的なグレーで休日もお洒落! 攻略法はこの3つ
グレーは、男のベーシックカラーかつ無彩色ゆえ、遊びを効かせた休日着には不向き? 否! 着こなしのポイントは3つだけ。グレーに濃淡を出しながらコーディネートする基本さえ押さえれば、品良くお洒落にキマるんです。
休日グレーは、白足し・差し色入れ・明暗レイヤード
グレーは確かにシックだけれど、休日着としてお洒落にこなすのは難しそう……とお考えの方もおられるでしょう。でも、ご安心を。休日グレーの攻略法は、その実たったの3つしかありません。ポイントはグレー特有の濃淡を活かし、それに応じた合わせを実践すること。そこさえ押さえれば、とびきり洒脱にキマりますよ。
◆ 攻略 (1) ライトグレーは白でこなす
全身を淡いグレーでまとめた装いは、要所に白いアイテムを足し、より明るいモノトーンに仕上げることがポイント。この白足しが軽やかな知性を演出します。 コート、ニット、パンツに用いるライトグレーは、明るめという範囲内なら少々トーンが異なっても問題ありません。心配しなくても、その微差をキリリな白が軽やかにつないでくれます。 コート19万5800円/ソレシティ、ニットベスト1万7930円、シャツ1万6830円/ともにユナイテッドアローズ、パンツ4万2900円/ベルウィッチ、サングラス4万5320円/オリバーピープルズ、スニーカー11万2200円/マノロ ブラニク、ソックスはスタイリスト私物
Point 【1】 白シャツで首元に白足し
顔に近い首元は、色の効果が特に反映されやすい場所。なので、ここに白を差すことでこなしの意図が強調されます。
Point 【2】 裾のチラ魅せで腰元にも白足し
ライトグレーヘの白足しはバランス良く行うとより効果的。シャツの裾をチラ魅せして腰元にも足しておきましょう。
Point 【3】 白スニで足元に白足し
足元には白スニで白足しを。軽快な印象を演出できるライトグレー×白の合わせゆえ、そのスポーティさも好相性です。
◆ 攻略 (2) チャコールグレーは色を効かす
明度の低いチャコールグレーはグレーがもつ特有のインテリジェンスを確保しつつも、黒と同じ要領でこなせるトーン。だから仕上げの差し色が鮮やかに効くのです。 チャコールグレーは定番中の定番色ゆえ、コートやパンツなど別々のアイテムであってもトーンを揃えることが意外に容易。だから、まるでスーツを着るかのように全身ワントーンでこなしましょう。そうすることで、仕上げに効かせた差し色が、より鮮明に際立ちます。 コート10万8900円、ニット8万3600円、パンツ4万1800円/すべてポロ ラルフ ローレン、マフラー9万1300円、ブーツは参考商品/ともにラルフ ローレン パープル レーベル、サングラス5万7200円/オリバーピープルズ