横浜ACL決勝第1戦 0―1で後半へ 負傷交代も クラブ悲願のアジア制覇へ正念場続く
◇ACL決勝第1戦 横浜―アルアイン(2024年5月11日 横浜国際) 決勝第1戦が行われ、クラブ史上初の優勝を狙う横浜はホームでアルアイン(UAE)と対戦。前半を0―1で終えた。前半12分に失点した。 クラブ史上初のアジア制覇を狙う横浜だが、前半12分に右サイドの突破を許すと、FWラヒミのシュートはGKポープ・ウィリアムが弾いたものの、こぼれ球を押し込まれ失点した。30分には再びネットを揺らされたが、これはオフサイドの判定で取り消しとなった。 前半のうちに追いつきたい横浜は26分、ハイプレスを仕掛けてボールを奪うと、MF植中朝日がペナルティーエリア手前から右足で狙った。枠は捉えていたものの、相手GKが横っ飛びで防いだ。34分にはペナルティーエリア内で細かくつなぎ。最後は主将のMF喜田拓也がシュートを放ったが、GKの手をかすめた後にクロスバーに嫌われた。前半終了間際にはゴール前でMF南泰煕(ナムテヒ)がフリーの状態でシュートを放ったが、無情にも左にそれた。 35分頃にはDFエドゥアルドがピッチに座り込み、ベンチに交代を要求。負傷とみられ、代わってDF渡辺泰基が投入された。 準決勝では蔚山(韓国)と対戦。敵地での第1戦を0―1で落とした横浜は、ホームでの第2戦は前半30分までに3点をリードしたが、35分に失点。39分にはDF上島拓巳が一発退場し、数的不利を強いられた。2戦合計3―3のまま延長戦を経ても決着がつかず、PK戦に突入。ここで守護神GKポープ・ウィリアムが迫真のPKストップを見せ、クラブ史上初の決勝進出を勝ち取った。