菜々緒が自分を“無能”だと思った瞬間を告白「午前と午後を間違えて…」高橋克実は「無能というより無毛です(笑)」『無能の鷹』
菜々緒が主演を務める金曜ナイトドラマ『無能の鷹』(テレビ朝日系 10月11日スタート 毎週金曜 午後11時15分~深夜0時15分ほか)の取材会が行われ、菜々緒、塩野瑛久、井浦新、工藤阿須加、さとうほなみ、高橋克実が登壇した。 【写真】高橋克実 本作は、女性コミック誌「Kiss」(講談社)で連載されていたはんざき朝未による同名人気漫画を実写ドラマ化。主人公の鷹野ツメ子(たかの・つめこ/菜々緒)は、スマートな身のこなしに落ち着いた声。自信に満ちあふれているのに謙虚な立ち振る舞い。どこからどう見ても中堅エース級の風格を備えていて、超有能そうな見た目なのに、実は衝撃的に無能で…。 菜々緒は「この秋のドラマで一番笑っていただける作品が出来上がっていると思います」と作品をアピール。塩野も「あまり深く考えずに見ていただけるドラマですが、自信を持ってお届けできる作品になっています」と意気込んだ。 井浦は「菜々緒さんを筆頭に毎日、風通し良く、楽しく撮影ができています」、工藤は「僕らも腹から笑って撮影しています。それが皆さんに伝われば!」とそれぞれ楽しんで撮影していることを明かし、さとうは「このドラマを、頭を使って見たらどうなるんだろう? って気になるのですが、きっと心が折れて最後には何も考えなくてよくなる(笑)」、高橋は「部長役は『ショムニ』以来ですが、現場はそれを上回る面白さです!」と笑顔で語った。 また、ドラマのタイトルにちなんで「(自分が)無能だな」と思ったエピソードがあるかという質問が。菜々緒は「この作品のクランクインの日に、午前と午後を間違えてアラームをかけてしまって、寝坊しちゃいました。5分で用意して家を出ました」と苦笑い。一方、高橋は「“無能”というより“無毛(むもう)”です!(笑)」と会場の笑いを誘った。 さらに、菜々緒は「できる女性役のイメージが強いが、今回“無能”役で心掛けた点は?」と聞かれ、「見た目から、これまで強いキャラや悪役を演じさせていただく機会が多かったのですが、中身に関しては私自身も無能な部分が多いので、実は自然体でやらせていただいています。後は、共演者の皆さんとの掛け合いで引き出していただいた部分が大きい」と回答。 また、原作ファンから「鷹野は菜々緒さんに演じてほしい」という声が多かったということについて「すごくうれしかった半面、ハードルが高いなと緊張もしていて。丁寧に、ドラマならではの『無能の鷹』をお届けできるように、一生懸命撮影しています」と作品への思いを明かした。 最後に菜々緒が「このドラマは、頑張りすぎて息を抜くのが下手だったり、息苦しさを感じたり…そんな皆さんの背中を押して、元気をもらっていただけるような作品にしたいという思いで、スタッフ・キャスト一同、撮影しております。金曜の夜にほっとしていただける、寄り添えるドラマになればうれしいです。ぜひ楽しんでください!」とドラマの魅力を語り、取材会を締めくくった。
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