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塾選びは、中学受験を目指す子どもを持つ保護者が、最も頭を悩ませることの一つでしょう。“にしむら先生”としてYouTubeでフォロワー数約10万人、受験指導専門家・西村創先生にお話を聞くシリーズ、今回は、塾選びを始める時期や塾のデメリットなど、効率的な塾選びを具体的に教えていただきます。 【偏差値40台から「塾なし」で開成に合格した現役高校生に聞いた】中学受験の時、塾に通わなかったからこそ得られた“メリット”

オンライン授業で自宅学習も可能

これまで西村先生には、「中学受験は本当に必要か」「中学受験に有利な子の特徴」「中学受験に向いている・向いていない親」と、中学受験を始める前の基礎知識を教えていただきました。今回はいよいよ、中学受験のスタート地点ともいえる「塾選び」についてうかがいます。 西村先生は、現在どの塾・教育機関にも属していない公平な目線から、自身のYouTubeチャンネルでも「【保護者へ】誰も教えてくれない『塾に通うこと』の残酷な真実」「【2023年版】中学受験塾比較（四谷大塚・日能研・早稲アカ・SAPIX・Gnoble）」「【中学受験塾比較】浜学園・希学園・馬渕教室・日能研（関西）」など、中学受験塾についての情報を多く発信しています。 また、3月1日発売予定の著書『中学受験のはじめ方』や、監修を務めた『小学三年生　中学受験チャレンジ増刊　首都圏版』でも、塾についての情報や塾選びの方法を紹介しています。

西村先生にまずうかがいたいのは、中学受験のためには絶対に塾に行く必要があるのか、ということです。 「『偏差値40台から開成合格! 自ら学ぶ子に育つ おうち遊び勉強法』に紹介されているぎん太くんの例もありますから、自宅学習が不可能とは言えません。でも、やはり塾に行くのが一般的です」 ただ、必ずしも“塾に行く”という行為が必要なわけではありません。 「今、オンラインも増えていますよね。オンラインのライブで授業に参加したり、スタディサプリのようにストリーミング配信される授業映像を観たり。四谷大塚の『進学くらぶ 中学受験コース』でも、自宅のパソコンで映像授業を受講することができます。家庭教師の先生に、オンラインで教えてもらうこともできるでしょう」