令和ロマンがオズワルドとCM共演 アドリブトークを長回し、ケムリも楽しそうにボケる
オズワルドと令和ロマンが、運送会社の先輩・後輩役で共演するサントリー生ビールの新Web CM「期待の新人」編が本日2月7日にYouTubeで公開された。明日2月8日(木)からはXなどでの広告配信が開始される。 【写真】CMでもケムリのヒゲをなぞるくるま。 テレビCMに登場する架空の企業・オズワールド運送に新人として働き始めた令和ロマンの2人。荷物の運搬中にビルのエレベーター内でより大きな荷物を運んでいた先輩のオズワルドと遭遇する。伊藤から「新人?」と声をかけられたくるまは「あっはい、期待の新人です」と挨拶。すぐに「自分で言わないよ」と伊藤がツッコむ横で、畠中は「いやー若い、若い」「令和だねー」とのんきに返す。漫才のツカミのようにくるまがケムリのヒゲをなぞりながら「ごめんなさい。新人なのに、ちょっとヒゲともみあげが繋がってて」と述べる場面も。 ある程度の台本は用意されていたものの、設定やおおまかな流れ以外は2組に委ねられ、アドリブのフリートークを長回しで撮影したという。普段はツッコミのケムリもボケに加わり、自由な3人に伊藤1人がツッコむ構図に。夜の屋上でサントリー生ビールを酌み交わすシーンでは、畠中の「みんな今日はお疲れさま!」という言葉をきっかけに会話が展開。撮影後には「そんな棒読みのセリフある?」(伊藤)、「セリフが夜空に溶けていきましたよ」(くるま)と振り返りトークが繰り広げられる中、畠中本人は「あれは俺にしかできない自然体」と自信たっぷりだった。 昨年12月に行われた「M-1グランプリ2023」で8540組の頂点に立った令和ロマン。結成以来、さまざまな賞レースで好成績を残し実力や勢いを持ちながらも、ひたむきに面白さを追求し、常にお笑いを楽しみながらオリジナルのスタイルを確立してきた2人の姿、そして度胸・根性を持って「M-1」へ挑む姿がサントリー生ビールの応援する「頑張って生きている人」を体現していることから起用された。 ■ オズワルド&令和ロマン コメント ──撮影の感想を。 伊藤:デビューから知っている後輩だったので、ちょっと感慨深いというか。コマーシャル出てんじゃん、みたいな。やっぱりうれしいはうれしいですよね。 くるま:CM撮影なんて機会は初めてなので、それはもううれしかったです。あんまりお酒を飲みに行く時間がないので、本当に打ち上げしているみたいな気持ちになりました。 畠中:初めてだから、ちょっと硬かったと思うな。リラックスしていつも通りやればいいのに。 伊藤:おまえも慣れてるタイプじゃないから! しかも、最後に屋上で飲むシーンのとき、畠中のきっかけの第一声目が「みんな今日はお疲れさま!」って。あんな棒読みのセリフある? 畠中:あれは俺にしか言えないから。自然体でできた感じです。 くるま:セリフが夜空に溶けていきましたよね。 畠中:でも、ケムリってあんなに楽しそうにボケるんだね。いつもツッコむ姿ばかり見ているから新鮮でした。 ケムリ:実は僕、コントが下手すぎて、下北沢の劇場でコントをしているとき先輩から羽交い締めにされて、途中で止められたことがあるんですよ。 伊藤:それ、漫才師あるあるだよね。 ──お互いに今まで言えなかったけど実はすごいなと思っているところ、ここだけはちょっと気になるので直してほしいと思うところは? 伊藤:「M-1」チャンピオンですし、やっぱり出てきたときからすごかったですよね。 畠中:僕らが7、8年かけてようやくその劇場のピラミッドの一番上に行けたというとき、2人はNSCの首席で入ってきた1年目か2年目のコンビでしたけど、もう同じところにいましたから。 伊藤:直してほしいところは、これから世間にどんどんバレていくと思うんですけど、実はくるまよりもケムリの方が先輩のことをナメているところです。 畠中:それはいいこと言ってくれた。くるまはキャラクターもあるからね。 伊藤:くるまはしゃべり方とか、インテリジェンスな感じがあるから、ちょっと鼻につく部分はあると思うけど、実は人懐っこくて、かわいいやつなんですよ、ケムリは本っ当に何も考えてないです。 ケムリ:なんでそんなこと言うんですか。 伊藤:さっきも撮影の合間に2人でタバコ吸ってたとき、そろそろ再開ですと言われたから、俺は最後にひと吸いして行こうとしたら、ケムリはもうふた吸いしてて。「え、2ぃ!」と思って。 くるま:どっちもどっちの話だよ。伊藤さんが0ならいいんですけど、1は行ってますからね。 伊藤:1はご愛嬌だけど、そういうことの積み重ねがいっぱいあるんですよ。 ケムリ:僕が畠中さんを尊敬しているところは、けっこう長期間しっかり禁煙に成功したのに、自分の意思でまた吸い始めたところです。面白いなと思って。 くるま:タバコしかないのかよ、軸が。 ──「生きれば 生きるほど 生ビールはうまい!」というCMのコピーにちなんで、「サントリー生ビール」をこの日に飲んだらおいしかっただろうな、という1日は? くるま:昼まで寝て、起きて、たまった洗濯物を洗濯して、できる範囲でトイレやお風呂を掃除して、気が付いたらもう夕方になっちゃって。どっか出かけようかなと思うけど、やっぱりウトウトしちゃって、起きたら8時すぎぐらいになって、もう何もできないじゃんというときに飲みたいです。 伊藤:ガタガタうるせえな。今の半分でいいよ。 ケムリ:大体疲れた日言えよ。ただ、そのパターン、めっちゃうまいんだよ。 くるま:本当にビール好きなやつのエピソードじゃないですか。 畠中:そうだね。話を聞いただけで、今ビールが飲みたくなった。 ケムリ:僕はやっぱり「M-1グランプリ」で優勝した後。その日の深夜から翌朝のニュース番組に出て、またその日の夜の生放送も出て、要は丸2日働かせてもらったんですけど、その後に飲んだらもう、絶対うまかったですよね。 伊藤:ちょっと経験したことないからわかりませんわー。俺だったら絶対隙間で飲んじゃう。 ケムリ:ダメ、ダメ! ──この春挑戦してみたいこと、やってみたいことは? ケムリ:僕は旅番組に挑戦したいです。 伊藤:おまえは本当にがんばるの嫌いだろ。のんびりやりたいんだ。 ケムリ:見透かすなぁ。 くるま:だって、1日一緒に仕事していて、縦よりも横になっている時間のほうが長いからね。楽屋に戻ったらすぐ横になるし。 伊藤:そのイメージあるわ。 ケムリ:でも、のんびり旅番組じゃなくて、後輩をめっちゃ連れていく「ケムリの夏休み」みたいなパターンでやりたいです。 伊藤:あれはまだはえーよ、おまえ。 くるま:僕はやっぱり日本のモメンタムを上げたいですよね。 伊藤:もめんたむ? 全部漢字? ケムリ:いや、木綿豆腐とかじゃないから。